うつ病を発症するメカニズムとは

現代人はストレス社会で生きていて、多くの人がうつ病に悩んでいますが、うつ病で処方された薬を飲んでも、体が鉛のように重く、やる気が出ない人もいるのです。

鬱病患者の体ではどういう変化が起こっているのか、研究により脳に原因があると判明し、うつ病の人は健康な人と比べて、少し脳の一部が萎縮しているとのことです。

萎縮が起こった原因は扁桃体にあり、うつ病の人は健常者に比べて扁桃の活動が活発化しており、扁桃体が活動することにより、不安や恐怖、悲しみといった感情が強く感じられます。

ストレスホルモンの値が高いと、脳の神経細胞にダメージを受けて、神経細胞への栄養が行き渡らなくなり、この状態が続くと脳が萎縮してしまい、行動意欲が湧かなくなるのです。