冬は風邪を引きやすいと言うイメージはありますが、寒いからという理由で風邪を引いてしまう訳ではないのです。
冬に風邪を引きやすい1番の原因は乾燥で、冬の気温は空気が乾燥しやすい気温となっており、乾燥によって体内へのウイルスの侵入が簡単になるというメカニズムなのです。
ウイルスは空気中に蔓延していますが、誰かが咳をすると10万個、くしゃみだと100~200万個のウイルスが撒き散らされるのです。
ウイルスは、湿度が高い状態だと重さで下に落ちてしまい、空気中に漂うことがほぼ無いので吸い込んでしまうリスクを軽減できます。しかし、乾燥しているとウイルスの水分自体が蒸発してしまい、ウイルスが軽くなってしまい空気中を漂ってしまうのです。